ドイツ菓子✿赤すぐりのメレンゲタルト [手作りケーキ(ドイツ菓子)]
Johannisbeerkuchen(ヨハニスベアークーヘン)を焼きました。
ミュルベタイク(タルト生地)に赤スグリをびっしりしいて・・
メレンゲの生地をのせて焼くこのタルト。
私の住んでいる南ドイツ、シュヴェービッシュ地方のスタイルのようです。
アーモンドプードルも入ったメレンゲ生地はふんわりとしていて、でもこくがある。
赤すぐりの甘酸っぱさをしっかり受け止めてくれていました。
ベリーの焼き菓子もやっぱりおいしなー。
パン屋でハート❤のブレッツェルみーつけた。
成形がおおざっぱな感じがドイツらしい^^
ドイツの花✿ホルンダーパンケーキ&フリッター [手作りケーキ(ドイツ菓子)]
さて、ホルンダー第2作目はパンケーキです。
はじめ、ママ友が作り方を教えてくれたとき、え?まさか花をそのままパンケーキにいれるの?
と耳を疑い・・自分の英語力を疑い・・。
家に帰って色々調べてみると、どうやらホルンダー(イギリスではエルダーフラワー)を、
パンケーキやフリッターにして食べるのはわりと普通のことみたい。
それなら・・と思い切って焼いてみる。
なんか、ちょっとおかしな光景。
こんなんでいいのかしら??
粉糖をかけて、はちみつもたらたら~。
お、いけるかも。ふんわり、お花の香りが粉糖の優しい甘さとあう。
でも、ちょっといただけなかったのが、茎。
これは、すじが口に残ってイマイチ。青臭い感じもするな~。
で、後日、3作目はフリッターを作ってみました。
揚げ物が食卓にのぼる率は、限りなくゼロに近いわが家。
でも、どうしてもホルンダーフリッターの存在が気になって。気になって。
ホルンダーの咲く時期は2週間程度らしく、今をのがしたら来年まで食べられないっと思ったら
もう、揚げていた笑
花の軸をもって、フリッター液につけて油に入れると、ぶわっと花がひろがって、軽い感じに。
なんというか・・気分は、たらの芽とか山菜の天ぷらを揚げている感じでした 笑
こちらも、粉糖をかけていただきました。
ふんわり、さっくりちょっと甘い香りがするフリッター。揚げたてが美味しい♪
なんというか、このパンケーキもフリッターもとっても女子好みなおやつという感じ。
とっても、満喫。
でも、ホルンダーシリーズはまだ続く。
ついでにホルンダー酵母もおこしちゃえ~^m^
ドイツの花✿ホルンダーシロップ作り [手作りケーキ(ドイツ菓子)]
最近、とっても夢中になっていたもの!
ホルンダーというお花です。
日本語名は西洋ニワトコ、英語はエルダーフラワー。
ライチのようなさわやかな香りで初夏にはぴったり。
南ドイツでは、先々週あたりから、ホルンダーが花盛り。
ドイツのママ友が口をそろえて
「今日はホルンダーでジュースをつくるよ~」とか「お花を入れたパンケーキを作るわ」
というので、それは乗り遅れないように私も!
お花を摘めるスポットを伝授してもらって、まずは花摘み。
こんな感じで咲いてます✿
砂糖とお水とクエン酸を沸かしたものを、ボールに入れたホルンダーの花にかけて、レモンとオレンジの輪切りも投入!以上!
これを、炭酸水やシャンパン、白ワインなどで割って飲みます。
レモンとクエン酸がたっぷり入ってるので、炭酸水で割って飲むと、ホルンダーの香りのするレモネードのようで、おいしい~~^m^
香りもの(香草とかシナモンとか)にめっぽう弱いダンナさんは、うーん。。。と微妙な反応(^_^;)
ま、ご安心を。私が消費しますよ♪
熱湯消毒した瓶に入れておけば、1年はもつらしいので、ストック、ストック。
シロップを入れるから、瓶を6個かってきて~とお願いしたら、
あ、そういう瓶ではなく・・・。
しまった、『しゅっ』とした瓶っていえばよかった~~(-_-;)
でも、まぁ、十分機能ははたすので、いっか。
西日さんさん、エアコンなし(扇風機もないの(/_;))の我が家。
この爽やかドリンクでなんとか乗り切りたいと思います^^
ザッハホテルのバウムクーヘン [手作りケーキ(ドイツ菓子)]
ザッハホテルの・・といっても自作です^^
ドイツに来たからには一度は作ろうと思っていたバウムクーヘン。
ザッハトルテで有名な、ザッハホテルのレシピ本をあたためすぎていたので、
ここらで。と焼いてみました。ザッハトルテはどうなった~
もしやあの年輪が・・というルックス・・
が・・・
当然こうなっちゃうよね~。
生地を作って、12cmのセルクルにうすーく伸ばしいれて、5分焼いては
また重ねてという地道な作業を繰り返し・・
30分以上もオーブンにはりついていたから、相当やった感があったけど、
よく見たら7層しかないや~(^_^;)
ザッハのレシピも家庭のオーブンでできるような作り方をしていて、
オーブンの天板に薄く何層にも焼き重ねていくのは同じ。
数日たつと、しっとり生地がなじんで、おいしい✿
私はそれっぽくするために、真ん中をセルクルんで抜いて、
まわりにアプリコットのジャムを薄くぬって、
その上からヴァニラのグラサージュをかけてアーモンドスライスを
ペタペタ。
こういうお菓子のお供は、断然コーヒーが合いますな~。
koyuのお皿をみたら・・・ まわりをはぎ取られた無残なバウムクーヘンたちがころがっていた(-_-;)
杏の季節✿アプリコットクーヘン [手作りケーキ(ドイツ菓子)]
心待ちにしていた、杏が市場にお目見えしてました~。
そろそろ、我が家の苺祭りも終わりをむかえる時期かもしれません。
といいながら、相変わらずキロ買いして食べてるんですけど^^
フランス産の杏だったので、ドイツのものはこれからだとわかっていながら、待てなかった。
こちらにいるうちに、いろいろお菓子に使いたいなぁと思い、早速コンポートに。
白ワインをたっぷりと使ったので、ちょっと大人な味わいです。
まずは、ドイツの定番中の定番、シュトロイゼルをかけたクーヘン(ケーキ)に。
お行儀よく並べたけど・・
もっとぎっちり並べればよかったかもー。
シュトロイゼルをたっぷり、四角く焼き上げ。
こちらは、天板で豪快にドドーンと焼くのがふつう。
そんなことはびびってできない・・・
日本人サイズにカットしていただきました~。
市場で買ったルバーブのクーヘン。はがきサイズです~。やっぱりでかい!
ドイツ流ないちごケーキ✿ [手作りケーキ(ドイツ菓子)]
日本でいちごのケーキといえば、ショートケーキですが、ドイツのいちごのケーキといえば、エアートベアークーヘン(Erdbeerkuchen)です✿
今の季節は、ベッカライやコンディトライをのぞくと、たいてい1切れがハガキサイズ!?位の、エアートベアークーヘンが並んでいて、ちょいちょい、お店のエアートベアークーヘンやヒンベアークーヘン(ラズベリーケーキ)を食べて予習をしていたけど、「これ」というものにはなかなか出会えず・・
このヒンベアートルテはなかなかよかったけど・・・
イメトレ不足は否めない中、とりあえず、作ってみる。
そして、撃沈。ちーん(-_-;)
そもそも、上掛けのゼリーは赤が基本なのに、白濁したゼリーだし。。(ドイツはいちご味の赤い上掛けゼリーの粉末が売ってるのですが、透明のタイプを使ったらこんなことに。)
これは、絶対もっと美味しく作れると思う。いや作りたい。です。はい。
ドイツのケーキレシピでスポンジ生地を作ると、なんだかざらっとした舌触りの生地になることが多いのだけど、きっとそれはこちらの人の好みなのよね。きっと。
でも、やっぱりキメが細かくて、ふわっとした生地の方が美味しいと思うなぁ。
日本人(私)好みのエアートベアークーヘンを目指して、またリベンジしたいと思います。
ルバーブと苺のシュトロイゼルクーヘン [手作りケーキ(ドイツ菓子)]
久々ドイツっぽいお菓子を作りました。
ドイツ便りといっているわりには、ドイツネタが少ないもので(^_^;)
イーストのパン生地に、マスカルポーネに砂糖を加えたものを塗って、そのうえにルバーブと苺を散らしまして・・・
シュトロイゼル(クランブル)をたっぷりかけて焼きました♪
サイズは、ドイツサイズの1/4位で。ドイツはどどーんと40×30cm位の天板に焼くのが普通です。
こっちは、イースト生地でも、こういう形のものはケーキという位置づけなんですよね。
私にしてみれば、菓子パン的な感じなのですが・・。
でも、バターたっぷりのケーキ生地で作るより、こちらの方が軽くて体には良いかも?
ドイツ菓子♪赤ワインケーキ(Rotweinkuchen) [手作りケーキ(ドイツ菓子)]
クリスマスマーケットの余韻にまだ浸っていたころに思わず買ってしまったグリューヴァイン(ホットワインようのスパイスの効いた赤ワインです)・・・
1回飲んだきり、熱は冷めてしまいました。
やっぱり、あの雰囲気のなかで凍えながら飲むからいいんですよね。
そろそろなんとかしなくちゃなぁ~。
と思い、赤ワインをつかったドイツ菓子を焼きました。
いろいろレシピはあるようで、パウンドケーキのようなレシピもあったり、チェリーを入れたものだったり。
今回は、別立て法でふんわりした生地にチェリーがはいったもので。なかなか活用できていない、スリムパウンド型をひっぱりだしてみました。
生地には100ccくらいの赤ワインをいれるのですが、普通はそんなに液体を生地にいれないので、どんな感じになるのかなぁと思ったら、ふわんとしたちょっとたよりなげな感じの焼き上がり。
結構、赤ワイン入れたけど、それほど赤ワインの香りって残らないみたい。
なので、赤ワイン入りのグラス・ア・ローでコーティングして仕上げました。
大きめに砕いたチョコレートと、ふんわり赤ワインの香り、チェリーの酸味。
この組み合わせ好きです♪(ほんとうはシナモンもきかせるのだけど、今回は抜き)
でも、全体的に中途半端な印象。もう少し、ばしっと味がきまるといいなぁ。
チェリーも赤ワインに浸してからいれたらよかったかな。焼きあがった後に、赤ワインを塗ればよかったな。などなど。
でも、これ、いちじくとかとも合うかも。
グリューワインがなくなるまで、また再チャレンジしてみたいと思います。
ドイツ菓子♪キャラメルアーモンドのクグロフ [手作りケーキ(ドイツ菓子)]
アルザスのクリスマスマーケットで買った陶器のクグロフ型。
買ったっきり、またもやお蔵入りしそうな勢いで放置されていたけど、やっと作りました~。
イーストで発酵させて作るタイプのクグロフです♪
実は初焼きはスタンダードなクグロフをと思って、レーズンとアーモンドスライスを入れたものを焼いたのだけど、型の大きさと生地量をよみ誤り・・・
型から生地があふれ出すという事態に。
で、リベンジバージョン。
同じじゃつまらないなーと思って、スライスアーモンドをキャラメリゼしてプラリネを作っていれてみました。
これは、あたりかも♪おやつにいい感じ。
こんどは、しょっぱいバージョンも焼いてみようかな。
ドイツ菓子♪ヌスエッケ(Nussecke) [手作りケーキ(ドイツ菓子)]
気になるドイツのお菓子がいっぱい。
今回はナッツがたっぷりと入った三角形のお菓子、ヌスエッケ(Nussecke)を作りました。
このヌスエッケというお菓子、私はドイツに来てはじめて知ったのですが、結構どこにいっても見かけるので、ポピュラーなお菓子みたい。
ミュルベタイクという、パートシュクレに近い生地に、アプリコットのジャムを塗り、ナッツのフィリングをのせて焼いたら、三角形に切ってチョコレートでコーティングするというのがスタンダードなようです。
Nussはナッツ。Eckeは角。という意味なので、この形である必要があるのよね。
今回は、ヘーゼルナッツとアーモンドとクルミを砕いてフィリングにしてみました。ドイツの料理雑誌にのっていた写真がおいしそうだったので、そのレシピを参考にしたのですが、作っているあいだに、むむむ??とちょっとレシピに疑問を抱く点があり、勝手にアレンジしてしまいました~。
それにしても、ドイツのケーキやお菓子はとにかくでかい!!
私の作ったヌスエッケは一口サイズですが、このあいだ、お店で買ったものは手のひらからはみ出すくらい。(比較物がないと、写真じゃわからないか~)
買うのはいいけど、食べきるのに一苦労なんだよな~。