フィンランドのパンとスイーツ✿パン編 [世界のお菓子・パン✿フィンランド]
見た目地味ですが・・・
これ、フィンランドで出会って、ものすごーく気に入ったパン。
Karjalanpiirakka(カルヤランピーラッカ)というフィンランドの伝統的なパンです。
実は前にKINOKUNIYAで見かけたことがあって存在はしってたのだけど、
「ごはん+パン」って!!!
と完全スルーしてました。
でも、フィンランドのホテルの朝食で再会。
食べてみたら、めっちゃおいし~~♪♪
ライ麦のぱりぱりっとした生地(パンというよりタルトみたいな感じ)の中に、
ホワイトソースのドリアが入っているようなイメージといったら、おいしさが少しは伝わるかなぁ。
ちなみにこれは、ゆで卵とバターを混ぜたムナボイ(munavoi)がのってるもの。
これも定番の組合せみたいです。
パン屋ではこんな感じ。わらじの山~。
勢いづいて、粉も調達しました。
これで、フィンランドの余韻にひたれる~。
フィンランドは甘い系のパンも充実してます✿
1858年オープンという、ヘルシンキ最古のカフェ「Cafe Ekberg カフェ・エクスべり」の横に
併設されているパン屋さんに朝一でパンを調達しに。
シナモンロールなどなど、ずらりと並ぶパン。見たことないものがいろいろ。
こんなんを買ってみた。
右上 ルバーブのプッラ(菓子パン)
左上 カスタード入りのプッラ
右下 タイガーブレッド風パン
真ん中 シナモンロール
左下 カルヤランピーラッカ 好きなくせに名前が覚えられない(^_^;)
食べて気がついたのだけど、ピーラッカ以外、全部生地は同じー。
まぁ、そういうもんか。
生地には、カルダモンを砕いた粒が入っているので、香りのパンチがあってこれまたおいしい。
そして、私の中のフィンランドのパンのイメージといえば・・
このわっかなライ麦パン。フェアデンリング(Fiadenring)。
こういうパンはとっつきにくい感じだけど、スライスして、サーモンやニシンの甘酢漬けとサワークリームをのせて、食べるとめちゃめちゃ美味しい!!
下はじゃがいもを練りこんだパン。もちもちふんわり。
日本でもKINOKUNIYAにあるみたい⇒★
フィンランドのパンとスイーツ✿スイーツ編 [世界のお菓子・パン✿フィンランド]
なんとなく、北欧ってはりねずみのイメージがあるんですよね。
ブランケットとかのモチーフになってたりするからかな~?
買ってしまいこんでいたこの型、やっとつかえた^^
さて、フィンランド(ヘルシンキ)のスイーツ話をちょっと。
まずは、美味しいケーキを食べにいかなくちゃ♪ということで向かったのは、Karl Fazer Café。
100年以上の歴史を誇り、北欧最大のお菓子メーカー FAZER ファツェルが運営するカフェということで、ちょっと期待。
ショーケースをのぞくとたくさんの種類のケーキが・・。迷うな~。
で選んだのは、お店の名前がついていたヘーゼルナッツのプラリネとチョコレートのケーキ。
やっぱりチョコレート屋さんだし。
まったりとした濃厚な味わい。癒されるなー。アクセントになっていた上掛けのジャム。
食べた時はアプリコットかな?と思っていたけど、今見るとこれは北欧のクラウドベリーのジャムだったのかも?
もう一つは「ブタペスト」というバナナのロールケーキ。
頼んだあとで、フィンランドにきて、ハンガリーの名前がついたケーキを選ぶなんて。ぷぷっ^m^
とダンナさんに笑われましたが・・
ダッコワーズっぽいナッツ入りの生地にクリームがまかれていて、バナナとベリーのジャムがアクセントに入ってます。
なんといわれても、これにしてよかったもんね✿
カフェなので、軽食もありますよ~。
にしんがドーンとのった、オープンサンド。これまた、懐かしい味✿
魚、おいしー。
パンに焼き魚って日本目線で考えると、ちょっと違和感があるけど、食べると全然違和感なしですよ。
コーヒーも美味しかったし、満足。満足。
続いて・・フィンランドの伝統のスイーツ、「キーッセリ」をスーパーで見つけました。
キーッセリはジュースに片栗粉でとろみをつけたものに、主にベリー類などのフルーツを加えてつくる
デザートで、生クリームなどを添えて食べるそう。フィンランドでは男性や子供に人気があるとか。
ベリー類が豊富な地域ならではのデザートだなぁ。
ドイツの、ロートグリュッツェというデザートにとっても似てます。
きっとこのデザートのルーツはどこかでつながってるんでしょうね。
もう少しベリーが盛りになってきたら、キーッセリ、作ってみようかな。
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なんと・・私の尊敬する高橋雅子先生が発起人の『RECIPE FOR JAPAN』のバトンが回ってきました。
ドキドキ。どうしよう。。
金曜日頃にレシピアップします。ひゃぁ~。
フィンランドのパンとスイーツ✿かもめ食堂編 [世界のお菓子・パン✿フィンランド]
じゃーん。
ヘルシンキで、これだけは食べておきたい!と思っていたもの。
映画『かもめ食堂』に登場したシナモンロールです。
フィンランド語でシナモンロールはKorvapuusti コルバプースティとよばれていて
“パンチされた耳”という意味だそう。たしかに、そういわれてみれば。ね。
この成形方法、フィンランドのオリジナルかと思ったら、中華発らしい 笑 確かに花巻にこんな形あったかも??
シナモン好きなワタシ、アメリカ発のシナボンも好きだったりしますが・・
(でも数年に1回位の頻度でいいかも 笑)
フィンランドのシナモンロールには砕いたカルダモンが入っているので、
アメリカのシナモンロールとは一味違った美味しさ~♪
ちなみに「かもめ食堂」のロケ地は、実際には「カファヴィラ・スオミ KHAVILA SUOMI」という
名前で実在するお店です。
お、映画のポスターが♪
店内は映画よりは素朴な感じ。
地元の人も結構きていて、お店はにぎわってました~。
ここではランチを食べたのですが、ボリューム満点、美味しかった。
地元の人に愛されるのがわかるかも。
うぅ、魚がおいしい~。泣ける。やっぱり海が近いっていいなぁ~。
チキンも魚もボリューミー。
ちなみに、サラダとパンはセルフサービスです。
あー、おなかいっぱい。
ごちそうさまでした。
カフェ・スオミ、おすすめです✿
そういえば、かもめ。たくさんいたなー。